ガイドライン工法義務化で瓦屋根はどうなる?

 

こんにちは。株式会社鶴弥の宮村です。

 

4月がはじまりました。

新しい環境や年度初めで疲れやすい上にさらにここ数日は寒暖差や気圧の変化も激しくて毎日モヤモヤしますね。

忙しい時期ですが、体調崩さないようお体ご自愛ください。

 

さて、今日はガイドライン工法についてご紹介します。

 

2022年1月1日より屋根に関する法令が改正され、全ての瓦の留め付けが義務化されました。(瓦屋根標準設計・施工ガイドライン)

改正前→軒、袖(ケラバ)、棟といった、屋根の端のみの緊結でOK。

改正後→屋根にのった1枚1枚すべての瓦がくぎ又はねじでの緊結が必須。

 

 

 

  

毎年台風や強風が猛威をふるう中で、住宅の被害を最小にするための対策ですね。

元から業界団体で推奨されていましたが、2019年の千葉県の台風被害を調査した結果、有効性が証明されたので、2022年からは国が瓦の固定方法を義務化しました。

 

この台風において、風圧力による屋根平部の脱落はガイドライン工法の住宅で7%、旧工法の住宅では31%と4倍以上の差が出ています。

   

 

 

この法令は増築と新築に適用されます。屋根葺き替えリフォームでは、法令上は旧基準での施工OKですが、「改正後の基準でふき替えることが望ましい」とされています。

鶴弥屋根工事店では、改正前から全数固定しており、葺き替えリフォームでももちろんこのガイドライン工法に沿って工事いたします。

 

台風や地震がおき、瓦が飛ぶ・落ちる・崩れる様子がメディアで報道される度にどうしても「瓦は自然災害に弱い」「瓦屋根は地震で崩れる」「瓦は台風で飛ぶ」というイメージを持ってしまいますよね…

しかし、映像で被災している家の多くは30~50年以上前に施工された屋根で、50年前の屋根材は陶器瓦・セメント瓦ぐらいしかありませんでした。高耐久な陶器瓦は旧工法のまま長年残っているため、災害の規模を示す分かりやすい指標として使われてしまっています。

実際には瓦屋根は「製品」も「工法」も進化しています。屋根材メーカーも屋根工事店も、地震の揺れや台風の強風に負けない瓦屋根実現のために工夫を重ねています。

 

築年数が長く、屋根の被災が心配な方はお気軽に鶴弥屋根工事店までお問い合わせください。最新の瓦製品と施工方法で、最善のご提案をさせていただきます。(もちろん、ご契約されなくても構いません!)

 

 

 

※画像は国土交通省HPよりお借りしました

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000146.html

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施工対応エリア

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